「人の話を聞いていて、
よく理解できないことがあるのですが、
どうしたら良いでしょうか?」
このような質問を先日、
パーフェクトブレインの受講生から受けました。
この原因は大きく分けて二つ考えられます。
ひとつ目は聞き手側の理解力に問題がある場合。
そして、
二つ目は、話し手側に問題がある場合です。
どちらの原因が多いかというと、
圧倒的に後者です。
相手の話がわからないのは、
たいてい話し手側に問題があります。
その理由としては、
・相手にわかるように説明していない
・経験した内容を、まとめずに、
ストーリーをそのまま、長々と話している
などです。
そもそも、話している内容を書き出したら、
主語述語など文法が滅茶苦茶なケースがほとんどです。
そんな時に相手の話が理解できなくても無理もないのです。
しかし、
会話を進める上で、
どうしても理解しなければいけない場合は、
どうしたら良いでしょうか?
その際に有効な方法は「置き換え」です。
相手の表現がわからなかった時に、
「それは、こういうことですか?」
と別な表現で問いかけると良いです。
それが合っていれば、話が理解できていますし、
違っていれば、
話が噛み合っていないことになります。
たとえば、
職場での会話で、
職場の先輩から、
「佐藤君のマインドセットって、おかしいよね?」
と言われた時に、
あなたが、
(ん? マインドセットって何だ?)と、
意味がよくわからなかったとします。
そこで、わかった振りして聞き流すのでなく、
「それは、佐藤君の考え方や価値観がおかしいという意味ですか?」
と言葉を置き換えて確認するのです。
そこで先輩が「そうそう、そういう意味」
と答えてくれれば、
あなたの理解が正しかったことがわかります。
人と人との会話というのは、
よく聞くと噛み合っていないことが、
しょっちゅうあります。
この「置き換え」技法はとても有効ですので、
試してみてください。
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