何も悩まずにドンドン記憶する方法
受験勉強や資格試験などで、
覚えることがたくさんあるが、
どうすれば覚えられるのかと
悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
そういう人が、何も悩まずに
どんどん覚えられる方法をご紹介します。
とても簡単な方法なので、
誰でも実践することができます。
まず、その前に、
脳の仕組みを理解する必要があります。
私は、いつも脳内回路という
表現をしています。
何かを新しく学習したり、
覚えたりする時は、脳の中に
新しい回路ができるイメージになります。
その回路が強固なものになるほど、
記憶がしっかり定着します。
では、そのためには
何をしたらいいでしょうか。
最もシンプル、かつ効果的なのは
復習です。
復習をおろそかにしている人も
いるかもしれませんが、
実は、これが一番効果的なのです。
では、どのように
復習を進めればいいでしょうか。
エビングハウスの忘却曲線を
ご存じでしょうか。
これは何かと言うと、
エビングハウスという人が、
人間がどのぐらい記憶を
保持できるのかを調べた実験です。
一度覚えた項目も、1時間後には
もう半分以上忘れています。
そして1日後、2日後と
時間の経過とともに
どんどん覚えている割合が
減っていってしまうことが分かりました。
ただし、これは意味のない
アルファベット3文字を覚えるという
実験なので、意味のある言葉を覚えるのとは
少し異なる結果になるかもしれません。
いずれにしても、人間は
それだけ忘れやすいと言えます。
では、どうすれば
忘れないようにできるでしょうか。
そこで必要になってくるのが
定期的な復習です。
上の図のように、初めに学んでから、
24時間後、3日後、1週間後、、、
という形で復習をしていくと、
記憶が定着することが、
エビングハウスの実験によって
分かったわけです。
これを、学習に応用する
やり方がオススメです。
先のパターンと同様に、
まず1日経った時点で復習をします。
そして、勉強した日から
2日後、そこから4日後、
1週間後に復習をします。
また、さらに2週間後、
4週間後というように進めていきます。
ここで、一つ疑問が
湧いてくると思います。
復習する項目が増えていくと、
勉強時間が長くなり過ぎて、
大変なのではないかということです。
しかし、そのようなことはありません。
実際にやってみるとわかりますが、
最初に覚えるのは大変でも、
復習に要する時間は、
それほどかかりません。
だんだん短くなっていきます。
2回目に復習する際は、
最初かかった時間の半分くらい、
そこからさらに縮んでいくような
イメージです。
復習する項目が増えたとしても、
初めて学習する項目と同じぐらいの
時間があれば済みます。
たとえば、初めて学習する項目が
30分かかるとしたら、
復習する項目は、全てこなしても
30分ぐらいというイメージです。
これをやることによって、
何も考えず、単純に機械的に
復習を繰り返すだけで、
覚えることができます。
皆さんも、普段
頻繁に使っていることは
忘れないと思います。
たとえば、自分の住所や
電話番号などです。
頻繁に復習することによって忘れずに
記憶を定着させることができます。
極めてシンプルな方法ですが、
なかなか記憶できないと
お悩みの人には効果的なので、
ぜひ試してみてください。
よろしければ、動画も
ぜひご覧ください。
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