私のところに来る相談で特に多いものは3つあります。
一つ目は、大学受験。
ほとんどが東大を受験したいとか、
東大理三を受験したいという希望です。
しかし、詳しく聴いてみると、
なぜ東大を受けたいのか、
理由が明確でない人がほとんどです。
しかも、学力も全く伴っていないケースです。
もちろん、中には、きちんと勉強していて、
それなりの成績を上げている人もいますが、
割合としては全体の2〜3割です。
二つ目は英会話です。
仕事で英語が必要だ。
でも、長年勉強しているのに身につかない、、、。
コピペかと思うほど、このような訴えは多いです。
そして、三つ目は、副業をしたいという希望です。
何か副収入を得たいけれども、
上手くいっていないという相談です。
一見、バラバラに見える、これら三つの案件ですが、
共通点があることに最近気づきました。
それは何かと言うと、、、
こうした悩みを抱えている人は、みな、
「本当の自分」を見つけられていないということです。
たとえば、大学受験を考えてみましょう。
私の場合は、誰に言われるでもなく、
自分の意思で、
「東大理三に行こう」と決意し、
それを実行しました。
ですから、何の迷いも後悔もありません。
ところが、親から
「勉強しなさい」とか、
「勉強して、いい大学に行きなさい」と言われて育った人は、
本当の自分を見失ってしまいます。
それでも周囲の期待通りの結果が出ればまだ良いのですが、
上手くいかなかった場合、
再受験で東大を目指し、
「周囲の期待以上の自分」を手に入れようとします。
しかし、こんなことをしていては、
ますます「本当の自分」から離れてしまい、
迷走してしまいます。
英会話も同様です。
本当に必要で、自分がやりたいことであれば、
とっくに習得できるはずですが、
それができないということは、
「本当の自分」の声に従っていないわけです。
しかも、仕事で必要と言いつつも、長年習得出来ず、
それでも何とかなっているということは、
結局のところ、本当は必要ないことになります。
副業も同様です。
誰か上手くいっている人がいたとしても、
同じやり方をそっくり真似すれば上手くいくとは限りません。
人によってタイプが違うし、得意な分野も異なるからです。
ですから、自分の強みや得意なものを見つけ、
それを活かせば良いのですが、
そんなことはせずに、「本当の自分」とは異なる
他人のものまねに終始してしまうため、上手くいかないのです。
ですから、いずれのケースも、
まずやるべきことは、
本当の自分を見つけることです。
つまり、自分の強みや、自分が本当にやりたいことを見つけ、
それに即した方向に進めば、今より上手くいくでしょう。
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