私は高校3年生の時、不眠症になったことがありました。
夜になっても眠くならず、
一晩に2~3時間しか眠れなくなったのです。
「これは大変だ!不眠症になってしまった!」
と、最初は焦りました。
夜眠れない分、昼間は眠くなるかと思いきや、
そんな兆候も全くありません。
「これはまずい。受験のストレスで不眠症になってしまった!」
と思いましたし、実際そうだったのだと思います。
「このまま治らなかったらどうしよう」
とか、あれこれ考えました。
しかし、
1週間ほど経った頃、
全く別な発想が閃きました。
「ちょっと待てよ。
受験生が、寝なくて良いと言うのは、
逆にラッキーなのではないか?」
と、ある意味開き直ったわけです。
すると、一気に気持ちが楽になりました。
それもそのはずです。
夜も眠くない。昼間も眠くない。
浮いた時間にどんどん勉強できるわけですから。
それから数週間は、絶好調で勉強がはかどりました。
この時の私は、どういう理由かわかりませんが、
短時間睡眠で平気な状態だったのです。
こうして発想を切り替えたおかげで、
「眠れない」という不安やプレッシャーから解放されました。
「このままの状態が受験まで続けばラッキー」
と思っていたのですが、
そんな都合のいい状態は長くは続きませんでした。
残念ながら、数週間後には、
また普通に眠れるようになってしまいました(笑)。
今思い出しても、不思議な体験ですが、
意外と人間は、寝なくても大丈夫なようです。
そして、最近、
常識をはるかに超えた短時間睡眠を実践している人に出会いました。
なんと、その人は、、、
1日90分しか寝ないそうです!
そんなバカな!という感じですが、
私も睡眠に関しては、いろいろ研究しているので、
話を聞いた限りでは、あながち嘘ではなさそうです。
世の中には、
常識だと思っていることが間違っていたり、
根拠がなかったりすることがたくさんあります。
例えば、筋トレでも、
かつては、重い重量を使わなければ筋肉は付かないと言われていました。
ところが、加圧トレーニングやスロートレーニングの登場で、
それがくつがえされたわけです。
睡眠に関するデータというのも、
実はあるようで、あまりないのです。
7時間睡眠の人の死亡率が低かったといったデータも、
正確な睡眠時間がわかっているのか?
6時間睡眠の人が7時間に睡眠時間を延ばしたら、長生きできるのか?
などということは全くわかりません。
血圧や血糖値のように、きっちり計測できるものではないですし、
日によっても違うので、実は評価はとても難しいのです。
そもそも、個人差が大きいですから、
それを受け入れる姿勢がまず必要でしょう。
このようなことを考えると、
睡眠の常識も近い将来、
くつがえされるかも知れませんね。
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