迷ったら茨の道を行け!
「19800円でオーダースーツが作れる?そんなバカな?」と
ほとんどの人が思うのではないでしょうか?
そんな激安スーツを提供しているのが、オーダースーツSADAです。
オーダースーツSADAを運営する株式会社佐田の佐田社長に
私が出会ったのは、今から8年前。
新宿で早朝に開催されている異業種の勉強会の席でした。
その時に、オーダースーツ1着19800円の割引クーポンをもらったので、
早速スーツを作りに行ってみました。
場所は神田と秋葉原の中間ぐらいにある、あまり目立たない店舗でした。
一通りの採寸を行ない、ボタンなどのオプションを選び、最後に支払いを済ませます。
全部終わるのに1時間もかかりませんでした。
そして1ヶ月後にはできあがったスーツが自宅に送られてきました。
それまでオーダースーツは高い物というイメージがありましたが、
こんなに低価格で、簡単にできてしまうというのは意外でした。
私の場合、その後も体型がほとんど変わっていないので、
採寸をし直す必要もなく、簡単にスーツがオーダーできます。
そのおかげで、その後も何度もオーダースーツのSADAを利用しています。
考えてみれば、なかなか良いビジネスモデルです。
既製のスーツと違って在庫を抱える必要がないので、店舗も小さくて済みます。
在庫として必要なのは生地だけです。
そして、工場は中国にあるので人件費が安い。
売掛や買掛と言って、ビジネスではキャッシュが
いつ入ってくるかがポイントになりますが、
オーダーした時点で客がお金を払うので、すぐに現金が入ってきます。
そんなオーダースーツのSADAはその後も店舗を増やし、今では
本格オーダースーツチェーン日本一にまで成長しています。
その佐田社長が、このたび本を出しました。
タイトルは、「迷ったら茨の道を行け」
(アマゾンのサイトに飛びます)
てっきり親の会社を継いだボンボンだと思っていたのですが、私の予想とは真逆で
かなり苦労をされていた事が、この本を読んで分かりました。
2003年、29歳の時に父親に呼び戻され、株式会社佐田に入社。
その時、なんと会社は24億円の負債を抱えていました。
2005年に社長に就任し、2007年には金融機関の債権放棄とともに会社を
再生ファンドに譲渡。2008年にはいったん退社しました。
しかし、2011年に、再び会社再生のために株式会社佐田に呼び戻されます。
そして、2012年に再び社長に就任。オーダースーツの工場直販事業を強化し、
企業改革を進め、現在に至っています。
その佐田社長のモットーが「迷ったら茨の道を行け」です。
これは幼い頃、祖父からいつも言われていた言葉だそうです。
2011年に会社に戻る時も、周囲から猛反対されたそうですが、
この時も祖父の言葉を思い出し、復帰を決めたそうです。
私も同じような境遇を経験してきたので、佐田社長の苦労が痛いほど
よく分かりました。
そして、表現こそ違いますが私も同じような事をモットーにしているのが、
とても興味深く思えました。
私も、2つの道があったら困難な方を選ぶ、不安な方向に進む
というのをモットーにしています。
これはまさに、「迷ったら茨の道を行け」と同じ意味合いです。
ほとんどの人は茨の道を歩きたがらないですが、
私も佐田社長と同様に茨の道を歩み続けてきました。
その先に何があるか?
実は、茨の道の先には楽しい人生が待っています。
来年はどんな茨の道が待っているのか?これからの人生がますます楽しみです。
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