鈴木大地さんが、
スポーツ庁の初代長官
に任命されましたね。
ソウルオリンピック
100m背泳の金メダリストです。
鈴木選手は、バサロ泳法と言って、
仰向けのまま水中を泳ぐ泳法を得意としていました。
水の中の方が抵抗が少なく
スピードが出せるため、
上手く泳げば、優位に立てます。
鈴木選手はふだん、
スタートから25mまで、
このバサロ泳法を行っていました。
しかし、
金メダルを狙うために、
オリンピック決勝で勝負に出ます。
潜る距離を25mから
30mに延ばしたのです。
その結果、
2位とわずか0.13秒差という大激戦を制して、
見事に金メダルを獲得したのです。
このような
水面下の努力が実を結ぶということは、
勉強や仕事にも当てはまります。
以前、S字カーブの法則という話をしましたが、
勉強を継続しても、
すぐに結果に結びつくわけではありません。
ある程度努力を継続して、
初めて結果になって表れてきます。
それまでの期間は、
鈴木選手のバサロ泳法のように、
水面下を泳いでいる状態なのです。
そこをぐっとこらえなければ、
ゴールに到達できないのです。
多くの人が、
水面から浮上する前に諦めてしまいますが、
それを諦めずに継続できた人にだけ
チャンスがあると言っても良いでしょう。
ただし、
水面下にいる時も、
自分がちゃんとゴールに向かっているかどうかは
常に確かめる必要があります。
そのために、
一人戦略会議を必ず実行しましょう。
もし、ゴールに向かっていないのであれば、
軌道修正する必要があります。
ちなみに、
余談ですが、このソウルオリンピックの時に、
鈴木選手より長く潜っていた選手がいました。
この人は、長く潜り過ぎたせいか、惨敗でした。
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