フィリピンNo1の心臓専門病院
フィリピンハートセンターを訪問しました。
心臓カテーテル検査室や手術室を
見学しましたが、
設備的には日本の施設と遜色ありません。
治療に使う道具も日本とほぼ同じです。
ただし、日本と違うのは、
中国製のまがい物が混ざっている点です(笑)。
では、
フィリピンの人は
日本と同じような治療が受けられるかというと
そうではありません。
なぜなら、
日本のような国民皆保険制度は存在しないからです。
日本でカテーテル治療を受けると、
ざっくりですが、
100万円から200万円ぐらいの費用がかかります。
しかし、日本では
高額医療に対する医療費控除があるので、
最終的な出費は少なくて済むのです。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150
しかし、
フィリピンでは、
保険でカバーされるのは
全体の1割程度だそうです。
残りの9割は、患者さん本人や
家族が支払わなければなりません。
フィリピン・マニラの最低賃金は
月額で3万円〜4万円ほどと言われています。
http://www.bk.mufg.jp/report/insasean/AW20160511.pdfより
このような給与水準の人では、
高額な医療費を払うのは困難なのです。
ちなみに、日本では常識と思われている
救急車による無料搬送ですが、
これも実は、、、、、
海外では有料です。
日本では、
タクシー代わりに救急車を呼ぶなんていう話も聞きますが、
そんなことはありえないのです。
こうしたことを考えると
日本人は医療に関しては
とても恵まれていると言えます。
フィリピンだけでなく、
発展途上国の医療には様々な課題があります。
それに対して日本には、
それを解決するために提供できる手段がたくさんある。
逆に
日本が今直面している高齢化社会対策。
これに対して、東南アジアの国々が提供できる
ものがたくさんある。
これらを上手く補い合うことが
今後の課題でしょう。
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