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将棋思考を応用する

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将棋思考を応用する

先日お伝えした詰将棋ですが、多くの方から返信を頂きました。

中には「30分以上頑張って考えた」と言う方もいました。

どうもありがとうございます。

 

最初の一手が、詰将棋独特の手なので、これが盲点になった人が多いようです。

たった一手の違いで、その後の展開がガラッと変わってしまうのですから、

将棋は本当に面白いものです。

 

そして、これは、人生にも同じことが言えます。

私たちは日々、さまざまな決断の場面に遭遇しています。

そして、何らかの決断を下しています。

 

たとえば、朝起きて何をするか? 今日一日何をするか?といったことも

あなた自身が決断しているわけです。

その一手一手の違いによって人生は大きく変わってしまうわけです。

 

ですから、私は常々、一人戦略会議が重要だとお伝えしているわけです。

朝、一人戦略会議を行ない、その日打つべき手を決めることによって、

人生は成功へと向かっていくわけです。

これを日々行なうかどうかで人生は全く違うものになってしまいます。

ところで、将棋の考え方というのは、他にもいろいろと応用が効きます。

たとえば、将棋の特徴として、相手の駒を取ると、自分の駒として

使うことができるというルールがあります。

これは、将棋とよく似たゲームであるチェスには存在しないルールです。

 

さっきまで敵だった駒が、次の瞬間には自分の味方になってくれるのです。

これを人生に当てはめてみるとどうなるでしょうか?

敵だと思っていた人が、自分の味方になってくれたり、、、

敵だと思っていた組織が、自分の味方になってくれたらどんなにいいでしょうか?

 

たとえば、私が東大病院で心臓カテーテルのチーフをしていた時、

初めは、周囲の病院はライバルだと思っていました。

自分の施設の症例数を増やすためには、周りの病院の症例数が増えない方がいい

と思っていたのです。

 

しかし、後に、その考え方が間違っていたことが分かりました。

私は周囲の病院に呼びかけて研究会を立ち上げました。

当初の目的は、症例数が少なく、患者さんをさばききれていない病院から

患者さんを紹介してもらおうというものでした。

 

しかし、実際には、治療の必要な患者さんの数は非常に多いので、

そんなせこい考えではいけないということに気づいたのです。

そして、お互いが協力し、レベルを高めていけるように、

方向転換していきました。

 

その結果、全体的に症例数もアップし、レベルも上がり、

皆がWinWinの関係なったのです。

これが、敵だと思っていた組織が自分の味方になった瞬間でした。

 

このように私たちは、勝手にあの人はライバルとか、

あの組織は敵などと決めつけていることが多々あります。

 

本当にそうなのか? 自分の味方につけることはできないか?

改めて考えてみると、新しいアイデアが湧いてくるかもしれません

 

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