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天才脳の鍵となる脳内回路とは?

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私の息子は、高校生になって突然

野球部に入りました。

 

中学時代は、ほぼ「帰宅部」だったので、

最初のうちは、他の部員にかなり遅れを取っていましたが、

高校三年になるころには、だいぶ上達していました。

 

 

なぜ、追いつけたかというと、

実は、幼稚園から小学校低学年にかけて、

私が野球を教えこんでいたので、

土台ができていたのです。

 

いわば、野球の「脳内回路」がすでに

できていたと言えます。

 

 

 

何かを学習する過程を理解する上で、

鍵となる概念が「脳内回路」です。

 

 

これは私が考えた用語で、

一般的に使われているものではありませんが、

理解をスムーズにする上でとても役立ちます。

 

 

脳の中では、常に微弱な電流が流れています。

 

 

私達が何かを考えたり、

体を動かしたりする時、

脳は電気信号を発します。

 

 

これが伝わって、私たちは何かを考えたり、

体を動かしたりできるのです。

 

 

つまり、脳というのは、

無数の電気回路の集合体と言えます。

 

 

この個々の回路のことを

私は「脳内回路」と読んでいます。

 

 

この脳内回路の働きが

人間のパフォーマンスを決めるのです。

 

 

小さい子どもが、

いきなり自転車をこぐことはできません。

 

 

しかし、練習を繰り返すにつれて、

徐々にですが上達し、

最終的にはスムーズに自転車をこげるようになります。

 

 

 

この過程で、

脳内で何が起こっているかというと、

自転車をこぐための「脳内回路」が形成され、

徐々に強固なものになっていくのです。

 

 

 

 

自転車を漕ぎ始めた当初は、

回路は不安定な状態です。

 

きちんと電気が流れず、

途中で途切れてしまいます。

 

 

それがだんだんと安定してきて、

電流が途切れることもなくなってきます。

 

やがて、電流が途切れることは全くなくなり、

電気の流れも強く速くなっていくのです。

 

 

このように、

自転車をこぐ時には自転車用の脳内回路が、

野球をする時には野球用の脳内回路が、

数学をやる時には数学の脳内回路が、

それぞれ発動するのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

いわゆる天才と呼ばれる人たちは、、、、

 

 

この脳内回路が、極端に発達した人たちなのです。

 

 

プロ野球の大谷選手なら、野球の脳内回路が、

将棋の藤井4段なら、将棋の脳内回路が、

東大理三に合格する生徒は、数学や英語の脳内回路が、

それぞれ突出して発達しているのです。

 

 

そういえば、

このたび、新しい本の出版が決まりました。

 

仮のタイトルは

「塾に行かなくても勉強ができる子の習慣」です。

 

 

小学校低学年を対象とした勉強法の本になります。

 

 

子どもの時に自転車の乗り方をマスターした人は、

大人になっても自転車に乗れます。

 

 

同じように、子どもの時に

勉強のための脳内回路を作っておくことは

とても重要です。

 

 

では、どうすれば脳内回路を鍛えられるのか?

 

 

その方法は、新しい本で詳しく解説する予定です。

 

楽しみにお待ち下さい。

 

 

 

 

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