若者の就職難が、
相変わらず続いています。
少子化なのに、なぜ?
なぜ、就職先が足りないのか?
そこには様々な理由がありますが、
大きな理由の一つに、
安定志向があります。
人気のある就職先は、
誰もが知っている一流企業ばかりです。
もちろん、それが悪いわけではありませんが、
果たして本当に、
一流企業が入れば安泰なのでしょうか?
たとえば、東芝は、
粉飾決算が発覚し、ガタガタの状態です。
”目の付けどころがシャープだね!”
なんて言っていたシャープも、
今では、
株価の暴落角度がシャープだね!
になっています。
このように、大企業でも、
入ってしまえば一生安泰などということは、
望めない時代になりました。
その一方で、
中小企業にまで視野を広げれば、
求人倍率も高く、
就職できるチャンスは広がります。
では、いったい、
どのようにして就職先を決めれば良いか?
まず大事なポイントは、
自分の夢や目標、
やりたいことを明確にすることです。
そして、次のポイントは、
自分の力を発揮できる職場かどうか、
自分の力を伸ばせる職場かどうか
ということです。
それを見極めるために、
ニワトリの法則が役に立ちます。
ニワトリの法則とは、
「鶏口牛後」という言葉に由来しています。
鶏口となるも牛後となるなかれ
鶏口はニワトリのくちばし、
牛後は、牛のしっぽです。
大きな組織の中でしっぽ、
つまり組織の末端にいるよりも、
小さい組織でトップにいたほうが良いという意味です。
ハイレベルな集団でトップになれなかった人でも、
もう少しレベルの低い集団であれば、
容易にトップになることができます。
「こいつらには負けるはずがない」と、
自分のセルフイメージを高めることができ、
好循環が生まれるのです。
そうして、「ニワトリ」集団の中でトップを維持しているうちに、
いつの間にか、
「牛」集団のトップよりもレベルが上がっているなどということも、
あり得るのです。
大企業というのは、組織の中にひずみが生じます。
トップの理念がどんなに素晴らしくても、
それが末端まで伝わらないケースも多々あります。
そのため、「牛のしっぽ」は、
目先の利益に追われることになるのです。
そんな「牛のしっぽ」になるよりも、
思い切って、
「ニワトリのくちばし」になることを、
私はお勧めします。
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