日本の病院は、
全国均一料金。
公立病院も民間病院も
都会の病院も田舎の病院も料金が一緒です。
これは、
昨日も書いたように、
日本独自の国民皆保険制度によるものです。
しかし、海外ではこのような制度はありません。
一般的に、
公立病院の方が費用が安い
=比較的お金がない人が受診
民間病院の方が費用がかかる
=お金持ちが受診
という図式が成り立ちます。
ちなみに、もっと貧しい人は、、、
病院には行きません。
なぜなら治療費が払えないからです。
フィリピンでも有数の民間病院
セイントルークス・メディカルセンターを訪問しました。
http://www.stluke.com.ph/index.html
先日訪れたフィリピンハートセンターと違い、
高級でゴージャスな雰囲気。
こんな言い方は失礼ですが、
中に入るとフィリピンとは思えない
別世界が待っています。
この病院での支払は、
民間病院に比べれば当然高額です。
どの程度の違いがあるのか、
全体像はなかなかつかめませんが、
一つの例をとりあげると、
TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)という治療があります。
http://www.keio-minicv.com/tavi
これは日本で受けると400万円以上の費用がかかります。
フィリピンの方が安いとはいえ、
日本円で数百万円の単位です。
この治療がなんと、、、
1年半の間に92例も行われたそうです。
それだけの高額な医療費を払える人が、
フィリピンにもたくさんいるということです。
この病院は
医療ツーリズムも視野に入れ、
富裕層をターゲットにした病院のようです。
発展途上国は、
医療においても後進国です。
そのレベルが引き上げられるのは良いことです。
その一方で、
医療を受けることができない貧しい人が
大勢いることも事実です。
そんな人たちにも、
どうすれば医療を提供できるか?
光と影。
日本にも世界にも、
様々な課題が残っています。
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