偏差値が高い=頭が良い?
そのような間違った認識を持っている人が多いようです。
以前にも偏差値の話を書きましたが、
相変わらず誤解している人が多いようなので、
繰り返し訴えていきたいと思います。
偏差値とは何か?
算出の仕方を知らない人は、
偏差値について語るのはヤメましょう!
なぜなら、意味がないからです。
テストの点数を集計すると、
正規分布曲線と言って、
下図のように、
左右対称な山のような形になります。
平均点付近の人数が一番多く、
そこから離れるにつれて、
人数は減っていきます。
それで、このように山型になるのです。
偏差値というのは、
この数値を「テストの点数っぽく」するために、
平均点を偏差値50と定めています。
そして、
そこから、点数が高い方に離れるほど、偏差値は上がる。
逆に、低い方に離れるほど、偏差値は低くなります。
ちなみに、
偏差値70以上というのは、
テストを受けた集団の中で
上位2%ということになります。
偏差値80を超えると、
上位0.13%です。
このように、偏差値というのは、
あるテストを受けた時に、
自分が、その集団の中でどの位置にいるか?
を意味しているに過ぎません。
ですから、
「自分は偏差値が60だから、偏差値70の人より頭が悪い」
などと決めるける必要は全くないのです。
しかしながら、
ある程度の目安にはなりますので、
たとえば、偏差値30の人が、
いきなり東大に入りたいと言っても、
それは無理です。
絶対に無理とは言いませんが、
それなりの期間、努力を継続する必要があります。
それをできるかどうかにかかってきます。
逆に、今は偏差値60だけど、
まだ余力があるという人は、
工夫次第で、偏差値70以上まで行くことも、
それほど難しくはありません。
日本は「受験戦争」と呼ばれるぐらいで、
競争が激しいためか、
受験の体験がトラウマになっている人がたくさんいます。
先日も、20代後半の人から、
「東大を受けたい」という相談を受けました。
正直なところ、医学部以外ですと、
この年令からの再受験は得策ではありません。
では、どうしたら良いか?
人生、大学受験が全てではありません。
大学を出ていなくても、
成功している人はたくさんいます
自分の得意なことは何か?
自分は、どの分野で有利な位置にいるか?
そこをよく見極めて、
何に集中すべきかを決めることが重要です。
それがトップ1%に到達する近道です。
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