人はなぜ忘れ物をするのか？
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https://youtu.be/fIHcdgwkThk
遅刻の原因の一つとして、
忘れ物をしてしまうということが挙げられます。
では、なぜ忘れ物をするのでしょうか。
その原因を考えてみたいと思います。
人間の記憶には短期記憶と言って、短期間物を覚えておく記憶と、
長期記憶と言って、長期間覚えておく記憶の２種類があります。
しかし、人間の脳はこの短期記憶が苦手です。
たとえば、出かける時に必要な物が、5つぐらいあったとします。
この5つを頭の中で覚えておこうとしても、抜けが出てしまうことがあります。
人間の短期記憶で覚えておける項目は、平均で５つぐらい、
最大でも７つぐらいと言われています。
つまり、項目があまり多すぎると、覚えておくことができません。
覚えているつもりでも、うっかりして抜けてしまうことがあるのです。
したがって、必要な物を全部持って出かけたつもりが、
４つはちゃんと持っていたが、１つは抜けていたといったことが
起きてしまいます。
そして、これを慌てて取りに戻って時間をロスしてしまい、
その結果、遅刻をしてしまうのです。
人間の脳の仕組み上、やむを得ないことではあるのですが、
では、どうすれば忘れ物をしないようにできるのでしょうか。
そのためには、こうした人間の脳の仕組みを正しく理解して、
適切な対処法をとる必要があります。
次回は、その方法をご紹介したいと思います。
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