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ドクターは安月給!!??

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ドクターは安月給!!??

医師というと、
すごく収入が多いと世間では思われていますが、
実際はそうでもありません。

特に都会の勤務医は悲惨です。

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それを裏付けるデータが出たので
ご紹介したいと思います。

厚生労働省が毎年実施している
2014年の「賃金構造基本統計調査」
の都道府県別データを集計した結果、
都道府県の医師年収の推計値には
ばらつきがある
ことが明らかになりました。

この調査の結果、
最も年収が高かったのは、
長崎県で1794万円。


他に1700万円を超えたのは、
熊本県1754万円、
高知県1749万円、
北海道1730万円。

そして、

なんと最下位は、
東京都の747万円です!!

 ↓クリックすると拡大できます。

 医師年収

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世間一般の人のイメージだと、
お医者さんは、
年収3000万??

なんて思われていますが、
これはとんでもない話です。

実は、勤務医、
特に都会の勤務医ほど安月給なのです。

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普通の仕事であれば、
地方よりも都会の方が給料が良いはずです。

なのに、

なぜ、医師の場合、
このような逆転現象が起きるのでしょうか?

それは、
日本が世界に誇る医療保険制度である、
国民皆保険制度
が、関係しています。

みなさんが、
地方で美味しい寿司屋に行ったとします。

多少値段は張るものの、
東京の銀座で同等のものを食べるよりも、
はるかに安いはずです。

なぜなら、

土地代、賃料、人件費などが、
東京に比べて地方の方が安いから、
それだけ価格も抑えられるわけです。

ところが、日本の医療はどうでしょうか。

全国どこで受けても同じ値段です。

東京の大病院で、
「神の手」と呼ばれるような先生に執刀してもらっても、
田舎のボロボロの病院で手術を受けても金額は一緒なのです。

なぜなら、前述した、
国民皆保険制度のもと、
診療報酬と言って、
医療行為に伴う報酬は
全国一律で決まっている
からなのです。

商品の値段が全国均一なら、
土地代、スタッフの人件費など、
いわゆる固定費が安い地方の病院の方が儲かる
に決まっています。

その結果、

地方の医師の方が給料が高い
ということになってしまうのです。

更に言うと、

日本以外の国では、
例えば外科医が手術をしたら、
1件につきいくらと、
手術に伴う手当(ドクターフィー)をもらえます。

ところが日本では、このようなドクターフィーがありません。

年間何百件と手術をする外科医も、
全然働かない医師も給料はほとんど一緒なのです。

日本の国民皆保険制度は、
医療を受ける側にとっては、
とても良いシステムです。

ですから、
あまり文句を言う人はいないのですが、
逆に医療を提供する側にとっては、
必ずしも良いわけではないのです。

今のシステムの良い面は残し、
悪い面は改善していく必要があります。

そのためには、

まず、閉鎖的な医療界の現状を
一般の人にも知ってもらう必要がありますので、
このようなトピックを取り上げてみました。

 

 

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