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ストレステストを導入しよう!

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ストレステストを導入しよう!

 

金融機関の健全性や安定性を調べる検査に、

ストレステストというのがあります。

 

ストレスと言うと「人間のメンタルストレスのチェックかな?」と思いますが、

そうではありません。

 

金融機関にリーマンショックのような経済危機が訪れた時に、

どれだけ持ちこたえられるかシミュレーションして検査するものです。

 

最近の欧州の金融機関のストレステストの結果では、

意外なことに、経済的に不安定そうなイタリアよりも、ドイツやイギリスの方が

ストレスに弱いという結果が出ています。

「テレビ東京 モーニングサテライト」より

 

とはいえ、これも許容範囲内で、もし経済危機になっても、

それほどひどい事態にはならないようです。

 

 

これを見て思ったのは、

「人間にもどんどんストレステストをやった方がいいのではないか?」

ということです。

 

特にサラリーマンはやった方がよいでしょう。

毎年4月になると、多くの新入社員が意気揚々と企業に入社します。

しかし、1ヶ月もすれば、、、暗い表情に変わってしまいます。

 

それは、なぜかと言えば、言うまでもなく、ストレスが多いからです。

 

ストレスと一口に言うと漠然としていますが、一番大きな要因は、

過剰な仕事を処理しきれないことです。

 

ですから、どのような仕事をどの程度までなら任せても耐えうるのか

予めチェックできると、入社後にとても役立つと思います。

 

次に、なぜ仕事量が増えるとストレスに感じてしまうのか?

それについて考えてみましょう。ここでのポイントは2つあります。

 

1つはワーキングメモリーの問題です。

いつもメルマガで書いていますが、人間は短期記憶が弱いので、

短期間物事を憶えておいて、頭の中で処理するのは苦手です。

このように、短期間脳の中でいくつかの項目を憶えておいて

処理する能力のことをワーキングメモリーと言います。

 

この能力の良し悪しが、1つのポイントになってきます。

 

ワーキングメモリーが強い人は、

「あれをやってこれをやって、  次にこれをやって、、、」

というように頭の中で考えて仕事を進めることができます。

 

ところが、ワーキングメモリーが弱い人仕事の量が増えると

すぐにパニックになってしまいます。

 

もう1つのポイントは、スケジュールやタスクを管理する技術的な問題です。

 

前述のワーキングメモリーを補うためには、

スケジュールやタスクをうまく管理する必要があります。

これは、あくまで技術的な問題なので、私の教材

「パーフェクトブレイン」の中で教えているような方法を使えば、

誰でも習得は可能です。

 

これをやるかやらないかでストレスの度合いは大幅に違ってきます。

 

ですから、ワーキングメモリーが弱い人ほどタスク管理を

しっかりやればよいのですが、実際にはその逆になっていることが多いです。

 

どういうことかと言うと、ワーキングメモリーが弱い人の方が、

ゆとりがなくなりタスク管理などを学ぶ余裕もなくなってしまうのです。

そうしてどんどん悪循環に陥ってしまうのです。

 

それに対して、ワーキングメモリーが強い人は余裕があるため、

さらに効率をアップしようとしてタスク管理やスケジュール管理を学びます。

そして、多くの仕事をストレスなくこなせるようになるのです。

 

ですから、今仕事がいっぱいいっぱいで、うまく回っていないと言う人は

一度とにかく立ち止まって、タスク管理の技術を学んでみることをお勧めします。

 

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