いつも遅刻する人と、遅刻しない人。
その違いは何でしょうか?
みなさんの周りにも、
遅刻の常習犯がいると思います。
果たしてそれは、
単なる性格の問題なのでしょうか。
実は、遅刻にもちゃんとした理論が存在しています。
私はそれを「遅刻理論」と呼んでいます。
ここでは、
その理論について説明したいと思います。
例えば、
朝起きてから、
家を出るまでを考えてみましょう。
みなさんは、
どのぐらい時間がかかるでしょうか。
仮に、朝起きてから、
家を出るまでに30分かかるとしましょう。
ほとんどの人が、
その間の行動を、
ひとまとまりでとらえていると思います。
つまり、
朝の支度には30分かかると、
漠然と捉えているのです。
しかし、
実際には、
この間にもいくつかの行動が組み合わさっているのです。
まず、起きたら、顔を洗います。
そして、朝食を摂ります。
朝食のあとは、歯を磨きます。
そして、
男性ならヒゲを剃りますし、
女性なら化粧をします。
そして、
トイレに行きます。
その後、
スーツなどに着替えてやっと出発です。
朝の支度というと、
漠然とした感じですが、
実は、
このようにいくつもの行動が組み合わさっているのです。
そして、
それぞれの行動は全く別物といえます。
たとえば、
歯を磨くスピードと、
トイレを済ませる速さは、
まったく関係がありません。
私達の仕事や勉強でも、
同じように、
いくつもの行動が組み合わさっているのです。
ここまでの話は、
パーフェクトブレインの中でも説明しているので、
ご存知の方も多いと思います。
さらに、
家を出てからも全て順調に行くとは限りません。
仮に、春日という駅から、府中まで向かうとします。
この場合も図のように2回、
電車を乗り換える必要があります。
そうすると、その都度、
乗り遅れる可能性、
電車が何らかのトラブルで遅れる可能性、
急にお腹が痛くなってトイレに駆け込む可能性など、
あなたのスケジュールを狂わせる要因がたくさん潜んでいるのです。
単なる通勤一つをとっても、
これほど多くのステップを経て、
目的地にたどり着くのです。
したがって、
目的に近くなるほど、
スケジュールを狂わす要因は少なくなります。
逆に、目的地から遠いほど、
スケジュールを狂わす要因がたくさんあるため、
一つでも予定が狂えば、
計算通りにいかなくなるのです。
いつも遅刻してしまう人は、
このような理論を理解した上で、
余裕を持って目的地に行くようにすることです。
そうすれば、遅刻常習犯の汚名を返上できるでしょう。
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