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医療ミスは誰の責任か?

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医療ミスは誰の責任か?

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遠隔パーソナル トレーニングを受けました。 1時間みっちりやると、

かなりハードです。 月曜朝からヘロヘロです(笑)

 

ところで、以前開催して 大好評だった

「ハワイプチ移住セミナー」 また開催して欲しいという 要望が多かったので、7月15日

開催することになりました。 詳しくは明日のメルマガで お伝えします。 楽しみにお待ち下さい。

 

さて、、、今日のテーマは「医療ミスは誰の責任か?」です。

 

先日、千葉大学附属病院が、CT検査の見落としで2人の患者が

死亡したと、医療ミスに関する記者会見を行ないました。

 

どういう内容かというと、内科医がオーダーしたCT検査で

ガンの疑いがあったのですが、それを見落としていたという内容です。

もう少し詳しく説明しましょう。

 

大きな病院では、検査をオーダーする医師(主に内科医や外科医)以外に、

その画像を診断する医師(主に放射線科の医師)がいます。

そして、その診断医が、レポートを書きます。

例えば、肺ガンの疑いがあるとか腎臓ガンの疑いがあるといった

コメントを書くわけです。

 

検査をオーダーした医師は、当然このレポートにも目を

通さなければいけないわけですが、忙しいと、これを

うっかりしてしまうことがあるわけです。

 

今回もまさにそのようなケースで、ガンの疑いがあるのに、

それを見落としてしまい、のちにそれが悪化して

死亡につながったというわけです。

 

こういう問題が発覚すると必ず

「誰が悪いのか?」といった話になります。

普通に考えると、検査をオーダーした医師が悪い

という話になりますが、本当にそうでしょうか?

 

私が学生の頃、東大病院の第一内科の教授をしていた黒川清先生は

「自分の家族を診るつもりで患者さんを診なさい」

と言っていました。

 

たとえばですが、このCT画像を診断した放射線科医が、

自分の家族のCTでガンを見つけたら、どんな行動をとるでしょうか?

 

すぐに主治医である内科医に連絡をとるでしょう。

検査をオーダーした内科医も、もし自分の家族であれば、

どこか悪いところがないか真剣に画像を見たことでしょう。

 

しかし、実際には自分の家族を診るように診るつもりで

といった意識はなく、単なる作業、ルーチンワークとして

こなしているため、このような行動をしないわけです。

言い換えれば「当事者意識が欠如している」とも言えるかもしれません。

 

昨日のメルマガで、医療ドラマ「ブラックペアン」の話を書きました。

 

このドラマの中で、手術中に患者が急変し、主人公の二宮和也が

緊急で手術をし、救命するという場面がありました

このようなことは、実際の現場ではめったにありません。

 

私の専門だった心臓カテーテルでも、ミスをする医師はいます。

 

それを他人事のように捉えて「あー、あの先生またやっちゃったよ」

などという医師もいるのです。

 

これは、患者を自分の家族のように捉えるどころか、

人間とさえ扱っていないような発言です。

 

ところが実際には、そのような医師がたくさんいるのです。

当事者意識がなく、面倒臭いことに関わりたくないなどの

思惑が働き、このような発言や行動が起きるのでしょう。

 

手前味噌になりますが、私の場合は、自分が執刀医でない時でも

患者さんを助けるためにできる限りのアドバイスやサポートをしてきました。

 

その結果、多くの患者さんが救われましたし、医療チーム全体も

まとまるようになりました。

 

このように手術のような患者の命に直結する場面ですら

当事者意識に欠けた人間が多いので、検査などではなおさら

見落としやチェック漏れが起きやすいわけです。

 

これを防ぐために全員の意識改革をするということは困難です。

 

従って、ミスが起こらないような仕組みづくりを考えるという

方向に進めていくしかないでしょう。

 

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