先日開催された東京マラソン。
ケニアのキプサング選手が
日本国内のレースでは初めて
2時間3分台のタイムで優勝しました。
http://www.hochi.co.jp/sports/column/20170301-OHT1T50138.html
かつて日本人最強ランナーと言われた
瀬古利彦選手のベストタイムが
2時間8分27秒(1986年)。
現在のマラソンの世界記録は
2時間2分57秒。
30年前には、
マラソンで2時間3分を切る選手が登場するなどと
誰が予想したでしょうか。
マラソンの場合、脚力や持久力以外にも
コースの状況や気温、風など多くの要素が
タイムに影響を与えますが、
いずれは2時間の壁を切る日も来るでしょう。
同じように
かつて、陸上競技では、
「1マイル4分の壁」
というものがありました。
1923年
パーヴォ•ヌルミという選手が、1マイル走で
4分10秒3という記録を出しました。
この当時専門家の間では、
「1マイル走で4分を切るのは人間の能力の限界を越えている」
と考えられていました。
そして、
長い間「4分の壁」は破られなかったのです。
それから31年後の1954年。
ロジャー•バニスターという選手が 、
3分59秒4という記録を出し、
ついに「4分の壁」を破ったのです。
これまで何十年間も破られなかった
4分の壁。
ところが、バニスター選手が記録を出した
わずか46日後には、、、
オーストラリアのジョン•ランディ選手が、
3分58秒0という記録を出し、
再び「4分の壁」を越えてしまいました。
そしてその後は、
4分を切るランナーが続々と出現したのです。
このような
「壁」や
「限界点」というものには
物理的な要素よりも
心理的な要因が影響することが多々あります。
ふだん、
「これ以上は無理」
「これが限界」と思っていることも
チャレンジして越えてみると、
新しい世界が見えるかも知れません。
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