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記憶するにも集中が必要

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昔は、物知りな人、記憶力の良い人

イコール 頭の良い人
というイメージでしたが、

インターネットの普及で、

私たちの記憶の負担は随分減りました。

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なぜかというと、

スマホやパソコンがネットに繋がってさえいれば、

必要な情報がたちどころに手に入るようになったからです。

では、もう記憶に頼る必要はないかというと、

そうも行きません。

大学受験や資格試験では、いまだに

覚えなければいけない項目はたくさんあります。

特に社会人が資格試験を目指す場合は、

本業の仕事をこなしながらの勉強のため、

十分な時間が取れないケースが多いです。

従って、効率よく覚えていく必要があります。

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そのためには、どうしたら良いかというと、

覚える対象を分類して、

重要なものに集中する必要があります。

たとえば、日本の人口は、現在、

約1億2千7百万人ですが、

これを一桁の単位まで正確に

覚えても意味がありません。

一方、宅地建物取引士を目指す人なら、

建物の耐用年数や、

減価償却などについて、

ぱっと正確な数字を出す必要があります。

このように、覚えるべき項目の中にも

アバウトで良いものと、

正確に覚える必要があるものが混在しています。

もう一点、記憶に関して重要なことは、

記憶を引き出せるかどうかという点です。

実は、人間は、一度見聞きしたことは全て覚えています。

脳の中には全て保存されているのです。

ふだん私たちが、「覚えている」とか「覚えていない」とか

言っているのは、

脳の中に保存されている記憶を引き出せるかどうかの違いなのです。

たとえば、電気製品を作っている会社の社長さんは、

全ての製品の値段やスペックを覚えて、

いつでも引き出せる必要はありません。

見た時に、「ああ覚えている。この製品は、こういうスペックだった」

わかれば十分です。

ところが、現場の営業マンはそうはいきません。

お客さんから聞かれた時に、すぐ答える必要がありますから、

細かい数値まで覚えておく、つまり、「いつでも引き出せる」状態に

保っておく必要があるわけです。

このように考えると、

アクティブ(能動的)に引き出せる記憶と

パッシブ(受動的)に、

引き出せないけど見ればわかる記憶に分類することができます。

これらをまとめると、、、

このような4つに分類することができます。

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そうすると、

思い出せなくて良いものよりも、

思い出せないといけないもの、

アバウトなものよりも、

正確な記憶が必要なものの方が重要だということがわかります。

このように、覚えるべき項目を重要度で分類し、

重要なものに集中することによって、

記憶の効率を高めることが可能です。

また、資格試験の場合は、

重要な項目をリストアップしておけば、

試験直前にまとめて覚え直すこともできます。

このように、記憶するためにも集中することが必要なのです。

 

 

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