今まで、40年以上生きて来ましたが、
私には何も取り柄がありません。
こんな私でも何かできるでしょうか?
このような質問を受けることが、
しばしばあります。
このような時に私は、
大丈夫です。何かできるはずです。
と答えます。
なぜかというと、
40年以上も生きるためには、
それなりの生きる力や知恵が必要であり、
本人が気づかないうちに、
それを発揮していることが多いからです。
そして、
灯台下暗し(とうだいもとくらし)ではありませんが、
自分の強みと言うのは、
意外なほど気づかないものなのです。
例えば、空手の有段者は、
普通の人から見たら、ものすごく強いわけですが、
本人はふだんもっと強い人に揉まれているので、
逆に、
「自分なんかたいしたことない」
と思っていることが多いのです。
このように、ほとんどの人は、
自分の専門性や技術を、知らず知らずのうちに、
当たり前のことだと思い込んでいます。
従って、
あなたの強みは何か?
と聞かれても、
一番の強みが出て来ないのです。
仕事でも勉強でも、
自分の強みを知り、それを活かすことができれば、
優位に立つことができます。
それを知らずに戦うのは、
プロ野球選手が、突然、
サッカー選手に混じって試合をするようなものです。
では、
どうすれば、自分の強みを見つけることができるでしょうか?
ポイントは2つあります。
まず一つ目は、
常日頃から、
自分の強みは何か、
人に多くの価値を提供できるポイントは何かと、
自問自答することです。
それによって自分の強みに気づくことがあります。
そして、もう一つは、、、、
他人の目を借りることです。
自分では気づかない強みが、
他人から見ると、
よくわかることがあります。
自分の姿は、鏡で見ないとわからないように、
自分の強みも、自分ではよく見えないことが多いのです。
「あなたって、ここがすごいよね」
「いや、そんなことないよ」
と言った、何気ない会話の中にヒントが潜んでいるかも知れません。
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