作業の工程
これを私はステップと呼んでいます。
このステップ数が多いと、
人間は「面倒くさい」と
感じてしまいます。
しかし、ステップ数が多いことと、
それに要する時間は必ずしも比例しません。
ここでも心理的時間と物理的時間の
乖離がしばしば見られます。
どういうことかと言うと、
心理的には、とても長く感じているのですが、
実際には、それほど時間がかかっていないのです。
たとえば、空港でのチェックイン。
ポケットに入っている金属類を出して
トレイに載せなければいけません。
私の場合、ポケットにいろいろなものが入っているので、
いつもすごくストレスに感じていました。
財布、手帳、鍵、携帯、名刺入れ、腕時計、
そしてカバンからはノートパソコンを出して……。
ストレスの原因は、まさしくステップ数の多さにあります。
ところが実際に所要時間を測ってみると、
1分程度しかかかっていないことがわかりました。
それまでは、自分の心理的時間は5分位と見積もっていたのです。
物理的時間に対しておよそ5倍の体感時間。
それほど長く感じられたわけです。
しかし、実はたった1分しかかかっていないということが一度わかると、、、
まったくストレスではなくなります。
むしろ、ステップ集中でいかに速く処理するかを目指すと、
逆に楽しくさえなるから不思議なものです。
このように
工程が多くても
時間はたいしてかからない作業
というのはたくさんあります。
そのことに気づくだけで、ストレスが減りますし、
逆に、ステップ数を減らす工夫をすることで
ストレスを減らすことも可能です。
4月に出版予定の本の中には、
このような、役に立つテクニックが満載です。
お楽しみに!
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