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老後難民にならないために

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掲載日 :2015年8月26日
老後難民にならないために


私が長年診ていた患者さんで、
80歳になって生活保護を申請した人がいました。


自営業をしていて、
以前は羽振りが良かったようです。

そのため、年金も払わず、貯蓄もせず、
いわば「その日暮らし」的な生活をしていたわけです。


ところが、

景気の悪化とともに仕事の依頼も減り、
年齢による体力の低下もあり、
商売を辞めることになってしまいました。


娘さんが一人いましたが、
結婚して子どももおり、
さらに父親の面倒を見るまでの余裕はないということで、
結局生活保護を申請したようです。


このように、
老後になって生活に行き詰まる人を
老後難民
呼ぶそうです。

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このように老後難民になってしまうケースは
決して珍しくありません。

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朝日新書「下流老人」より


平均的な高齢無職夫婦の家計は上の図のようになります。
これを見ると、
年金などの収入よりも、支出が上回ってしまいます。

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朝日新書「下流老人」より



では、それより若い世代はどうかというと、
老後の備えが十分にできていると言う人は、
ごくわずかです。


老後難民の特徴は3つあります。

1 著しく収入が少ない

2 十分な貯蓄がない

3 頼れる人間がいない

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朝日新書「下流老人」より


内閣府の推定では、
10年後には、
一人暮らしの老人が700万人を越える
と言われています。

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社会から孤立した「老後難民」が増加することは火を見るより明らかです。


これは、若い世代にとっても他人ごとではありません


自分の親が突然病気で倒れれば、
経済的、肉体的な負担が降りかかってきます。

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ですから、これは他人ごとでなく、
日本国民全体の問題とも言えます。


では、老後難民にならないためにはどうしたら良いでしょうか。

ポイントは2つあります。

1 変化に対応できる力をつけること

自分自身、あるいは家族に何か起きた時に、
動じずに対応できる力が必要です。

2 複数の収入源を確保すること


どこかに勤めて収入を得ていたとしても、
急に親が倒れて仕事を休まざるをえない、
そんなケースはザラにあります。

もし、1箇所しか収入源がなければ、
完全に途絶えてしまいます。

そのリスクを回避するには、
複数の収入源を確保しておいた方が良いでしょう。

 

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