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高齢ドライバーの認知症問題

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国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が高齢者約1万人に実施した認知機能検査で、
認知症の疑いが強いと判定された人の4割が自動車を運転していたことがわかりました。

同センターが行った検査は2011~13年、名古屋市と大府市の65歳以上の約1万人を対象に「今日の日付や曜日」「今いる場所」など11項目を質問し、30点満点で測定するというものです。

認知症の疑いが強いとされる20点以下は292人で、約4割の119人が車を運転していました。

同センターでは、
▽計算問題や間違い探しをする認知トレーニング
▽動体視力などを鍛える視覚トレーニング
▽運転のシミュレーター講習
などの再訓練プログラムを試作中だそうです。


http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK201506070200より

運転自体は脳の活性化に有効ですが、ひとくちに認知症といっても様々なタイプがあり、どこで線を引くかが難しい問題です。

警察庁によると、2014年に75歳以上の人が運転中に起こした死亡事故471件のうち、認知症か認知機能の低下が疑われるケースは181件(38%)だったそうです。

今の法律では、「認知症の疑いがある」と判定されても、信号無視や逆走などの違反をしない限り、医師の診断を受ける必要はありません。

このため政府は、検査で「疑いがある」と判定された人に、医師の診断を義務付ける改正案を国会に提出しています。

今後、高齢者の増加に伴い、このような問題は深刻化しそうです。

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